入学式 理事長あいさつ
特定非営利活動法人大阪区民カレッジ
理事長 北田 一誠
ご入学、おめでとうございます。
今年度は 住之江・住吉校を開校し、計8校 受講生321名の方々がめでたく、ご入学されました。お陰さまで、このように伸長していますのは、大阪府はじめ行政当局、多くの各種団体、個人さまからのご支援にて、今日があると、感謝いたしております。
2012年、大阪府高齢者大学校(コーダイ)の全面的支援によってカレッジが創設されてから、各地での発展拡大してまいりました。
2020年、新型コロナウイルス感染症(コロナ)が発生し、大きく社会生活が 制限されましたが、その間皆さんと共に感染予防に注力して、大過なく乗り切ってまいりました。
11期を迎え、日常の生活が 戻りつつあります。新型コロナウイルス感染症(コロナ)の扱いも一般的なインフルエンザ並という環境下にあります。高齢者はコロナに感染すると重症化するリスクも高いと言われています。私たちは今しばらく、先行き不透明な中、従前通り、慎重に対応していきましょう。自分を守ることは 家族や他者を守ります。
カレッジは講師、受講生、運営者のボランティア活動によって成り立っており、三身一体となって 今日の発展があります。ボランティア活動とは 「想いを活動に」 「共に歩むもの」 共に分り合い、お互いに手を取り合っての活動です。 お互いさまですね。
「カレッジがあなたのために何をしてくれるかを問うのではなく、あなたが カレッジの発展のために何をなすことが出来るかを問うてほしい」と思います。
カレッジは 昨今のコロナ対策等で 厳しい財政運営を続けています。カレッジ運営にご理解を頂き、正会員、または賛助会員となり、強く支えていただきたいと願っております。
グローバル化、情報化、大きく変わりつつある社会の中にあって、我が国は65歳以上の高齢者は人口の28.9%という少子超高齢化社会になっています。
私たち元気なシニアが地域を支える担い手として、行政や地域団体と協働して、より活動することが求められています。また、周りには私たちが活動できる場所は沢山あります。地域での居場所つくり、持ち場つくり、日々の活動は地域社会をより良くし、自分自身の生活の質を高めます。生き甲斐、健康づくりです。
11期が始まります。一期一会、新しい友との出会い、旧友との再会、おのおのの多様性を尊重し、共に学び活動出来ることは自分自身の新しい発見であります。
カレッジでの学び、実践、交流の輪。そして、自ら持つ経験、知恵、その豊かさを、隣人のために。修了後も私達の大好きな町を、終の住処を 仲間と共に、一緒に盛り上げていきましょう。
皆からあこがれるシニアへ。 共に楽しみましょう。