令和3年度ご入学の皆様へ(入学式挨拶)


ご入学、おめでとうございます。

通常ならば大阪区民カレッジ・大阪府民カレッジ合同入学式を執り行うところ、コロナ禍中につき、分散入学式となったのは一抹の寂しさと、大きな心残りでございます。 

大阪府では新型コロナウイルス感染症の患者が、3月中旬より急速に拡大し「まん延防止等重点処置」の発出に至り、昨年度の「緊急事態宣言」同様の対応が求められています。 カレッジは「感染源を絶つ」「感染経路を絶つ」をより徹底し、自由な生活の制限は続きますが、自己を守ことは他者を守ること、お互いに思いやる心を大切にして、安全、安心なカレッジを創っていきたいと願ってます。

今期の入学生は、大阪区民カレッジ・第9期・7校で250名、また、大阪府民カレッジ・第6期で11校で438名を受け入れ、地域密着カレッジは合わせて、18校・688名の方々がめでたく、ご入学されます。

平成25年、大阪府高齢者大学校の全面的な支援を得て大阪市内3区に受講生77名で誕生した地域密着カレッジは、その後市内のみならず、

大阪府下市町へにも延伸しています。 皆様方の地域貢献への熱い想い、そして行政機関、各種団体様のご支援のたまものであります。

カレッジは、地域で活躍する人材を養成するとの主旨の本、すべてボランティアにて成り立っています。ご講義や地元案内の方々はボランティアで参加して頂いており、皆様をアシストするデイレクター、カレッジ運営者もボランティアです。 クラスで何らかの役職を務め、クラス運営に携わる皆様方もボランティアです。 

カレッジは三者三様の真摯なボランティア活動、三本柱によって支えられて今日の発展があります。 ボランティア活動とは「想いを活動に」「共に歩むもの」お互いを尊重しあい、感謝しあって、共に手を携えて、参りましょう。

皆さまは今期の新入生で、新たな出会いです。今日出会うべくして出会っているとの思い、身近な方にでも、あらためて出会いに感謝しましょう。

人生は「一期一会」の積み重ねです。今日のこのご縁を大切にしていきましょう。

さて、能楽の大成者世阿弥の言葉に「初心を忘るべからず」とあります。

物事に慣れてくると分ったような気になり、楽しょうとなりがちで、最初の頃の志、すなわち、初めてのことに取り組む際の新鮮な初々しい気持ち、それ以上に自分の未熟さを忘れるなと諭しています。

日々新たなり。日々経験することは初めてのこと、素直に自分の未熟さを受け入れながら、若々しい気持で挑戦していく心構が将来に活きて参ります。見慣れたものにも、常に新鮮な気持ちで、日々謙虚に、精神の若々しさを保ちましょう。

まだまだコロナ禍は続くようです。予防ワクチンの接種も始まったばかりで、市中に出回るまでは時間が掛かります。夜明け前が1番暗いとも申します。より慎重な対応がもとめられています。この1年が健康で有意義な年でありますよう、お互いに手を携えて進んでいきましょう。 

 

入学式の挨拶といたします。